三洋電機はサンヨーまたはSANYOでお馴染みの会社だ。
かつてサンヨーでは、修理の窓口としてサンヨーサービスを設けていたが、2012年12月をもって閉鎖している。
しかしサンヨー製品の修理や相談窓口がなくなったわけではない。
パナソニックのホームページからアクセスするようになっている。

サンヨーは2009年にパナソニックの子会社となり、その後もSANYOで親しまれて、故障や修理の対応を行っている。
サンヨーはパナソニックグループの電機メーカーなのだ。

サンヨーの歴史

サンヨーの正式名所は三洋電機株式会社である。
三洋とは太平洋、大西洋、インド洋を意味しており、世界で活躍できる企業になるという意思の下、社名を三洋電機と命名した。
後にサンヨーと大衆向けに打ち出し、更には海外向けにSANYOとロゴを使うようになった。

元は自転車用発電気の製造から始まった企業である。
「ナショナル」の商標を利用して発売された自動車用発電機は勢いよく広がり、アジア各国に輸出されるようになる。

創業者は松下幸之助の義弟である井植歳男だ。
彼は現在のパナソニックである松下電器産業の創業に加わっていた人物である。

2008年パナソニックが友好的株式公開買い付けにより、事実上サンヨーを買収することになる。
友好的株式公開買い付けとは、買い付け期間、買い取り株数、買い取り株価格などを公告し、株式市場外で株式等を買い集める制度だ。
俗に言うTOB(Take Over Bid)とはこのことである。

そして2009年6月の株式総会で正式にパナソニックの傘下に入ることになった。

修理サービスが手厚いサンヨー製品

サンヨー製品の修理サービスには重きを置く傾向がある。
電化製品の価格競争は常に激しいものだ。
販売店や量販店に肩を並べることよりも、街の電器店を優遇しているようだ。
その電器店で購入した製品の長期延長動作保証などの特典を加えたアフターサービスは消費者にとって喜ばしいことである。

とかくテレビにしろ冷蔵庫にしろ故障したときどうしていいかわからない場合、購入した電器店のアフターが受けられることは心強い限りだ。

エアコンの製造も2010年型を最後に製造は終了しているが、故障のサポートはパナソニックに受け継がれており、パナソニックのページから質問や依頼ができるようになっている。
ただし保有している部品などの状況などには注意したい。
エアコンの部品の保有期間は10年となっているが、一度確認してみたほうがよいだろう。

技術力もトップレベルを誇る

製品もトップレベルの技術力で市場参加している。

例えばサンヨーのプラズマテレビや液晶テレビはEPSONでお馴染みのセイコーエプソンの技術協力を受け、Zシリーズでは国内で売り上げがトップとなっている。
またデジカメ、ムービーデジカメなどは商標をとっているのだ。
「デジカメ」は日常的に使用している単語なだけに商標をとっていることは知らない方も多いだろう。
そのほかにもカーナビの「ゴリラ」シリーズや炊飯器で圧力を初めて搭載した世界初の「圧力IH炊飯器」など生活にかかせない家電も多く販売している。
2000年代に入っていからも水を使わない洗濯機や食い返し使える電池「エネループ」など斬新で画期的な新商品を販売し、統合直前には米そのものからパンを作ることのできるホームベーカリー「GOPAN」も発売している。

どこの企業も紆余曲折を経て今日に至っている。
製品の成長はまさに私たちの生活に密着したものとなり、またその先駆けも私たちのこれからの生活を示唆したところにあるように思える。