照明器具の修理を依頼したけれど…電球を変えただけで簡単に直すことができました。

今住んでいる家は新築で購入した一軒家ですが、住み始めて今年で8年目になります。
だんだんと修理するべき個所も出てきて、今年の初めに雨どいの詰まりを業者に取り除いてもらいました。
先日は寝室の照明がつかなくなり、業者に修理を依頼したのですが、このとき私は主人に怒られてしまったのです。

私はそれなりに裕福な家庭で育ったので、家電が故障したからといって自分でどうにかするという発想がありませんでした。
一人暮らしの経験もなく、恥ずかしい話ですが、箱入りの世間知らずだったのです。
主人が仕事から帰ってきたので私が「寝室の照明がつかなくなったから修理を依頼したよ」と伝えたところ、主人は寝室の照明とその隣の部屋の照明を取り換えました。
すると何事もなかったかのように照明がついたのです。
主人は急いで業者にキャンセルの連絡をし、謝っていました。
もちろんその後で私はこっぴどく怒られました。

照明は切れればつかなくなるものであること、シャンデリアのような高価な照明器具でない限り、修理するよりも買ってしまった方が安いこと、などなど、主人に言い聞かせられました。
そして今後、何かあったときに私だけの判断で業者に修理を依頼することを禁じられたのです。

今でこそ、日本人の平均年収以上の収入を得ている主人ですが、義父を早くに亡くし幼少期はかなり大変な思いをしてきた人です。
思えばこの家に住み始めたころも、自分で庭や車庫を造ってしまうくらい器用な人でした。
主人の背中がなんだか改めて頼もしく思えた体験談でした。